「中学生でも反抗期が来ない」その差を生み出す親の行動とは

前回に引き続き

第１回「読んでみたいブログアンケート」で７割以上の支持を獲得した

第３位！
「反抗期の子供の対応」

についてです。

「反抗期」最初のキッカケ
反抗期の予防・解決法の中で最強の技術
1. 絶対にやりたいこと

「反抗期」最初のキッカケ

反抗期とは「親子のコミュニケーションにできた亀裂」とも表現できますが

夫婦関係でも親子関係でも多くの

「家族間コミュニケーションの亀裂」

を生み出す、最初のキッカケ…

あなたは何だか知っていますか❓

実は知らない内にかなりの人がやっていること💦

それは…

…

……

求められていない

「アドバイス」

をすることです

特に子供に対してやりがちです💦

求めてもいない時にされるアドバイスは、する側の意図には関係なく

される側にとっては

『あなたのやっている事は間違っている』と

突然、否定されているのと変わらないんです

にも関わらず、する人は善意でしているからタチが悪い…⤵

例えば

「もっとこうすればいいじゃないか」
「なんで◯◯しないんだ？」

なども

《子供が本当に分かっていない時》や《助けを求めている時》

なら何の問題もないのですが

子供なりに考えがあったり、試行錯誤している所に、いきなり許可なくアドバイスをすれば…

「もっとこうすればいいじゃないか」
→『お前のやり方はダメだ』(否定)

「なんで◯◯しないんだ？」
→『そんな事も分からないのか？』(侮蔑)

を伝えているのと同じなんです。

だからアドバイスは相手のことを理解した上でしなければ、前回ご説明した

「批判･否定⇔反抗･攻撃のループ」

を生むことになります。

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【参考記事】反抗期とは？反抗期っていつまで続くの？早期解決に必要な知識と対応法

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多くの既婚女性のグチで

「全然私の話を聞いてくれない💢」
「アドバイスとかどうでもイイから私の話を聞け💢って感じ」

なんて話を聞きますよね❓

実はココに大きなヒントが隠されているんです❗

反抗期の予防・解決法の中で最強の技術

たとえば先ほどの夫婦とは逆に、妻が夫に対して

『あの人は何でも話を聴いてくれる』

『あの人になら何でも相談できる』

『もし何かあってもあの人がいるから頑張れる』

そう思える関係であれば、長く一緒に居るほど深い信頼関係が築かれていきます。

つまり夫婦も親子も

関係性を良くするために必要なのは、アドバイスではなく

話を聴くこと❗
（傾聴）

です。

「もし反抗期対策を１つだけに絞るとしたら❓」と聞かれたとしても

間違いなく「傾聴」と答えます。

僕の知る限り、反抗期の対策に関してはコレが最強だからです。

ただし傾聴の技術は驚く程ほどたくさんあり、ただ「話を聴く」と言っても全然簡単ではありません💦

だから先ずは「コレだけはやりたい！」という基本をお伝えします。

絶対にやりたいこと

子供の話を聴く時は

一切の批判や否定をせず、全身で話を聴く❗️

※全身というのは、表情などもしっかりと使いリアクションを取りながら、耳だけでなく「目も心も」自分の100％を相手の話を聴くことだけに傾けるという意味です

『僕の話を全然聞いてくれない…』
『どうせ否定されるだけ…』

が重なれば、どれだけ親側に愛情があったとしても

子供の心理的距離は離れ、親への信頼は失われていきます。

それは親子の関係性の悪化を意味しています。

アドバイスだったとか…

子供の為だったとか…

内容は正しかったとか…

そんな親側の認識は

ど～～でもイイんです❗️

子供がその言葉を『上からモノを言われた』とか『批判された』と受け取れば、

それらは全て命令や批判なんです。

言葉の意味を決めるのは《受け取る側》

これはコミュニケーションに於いて、絶対に変えられない普遍の原理なんです。

だからこそ、もしアドバイスをしたくなっても

「なにか手伝うことある？」

「もし困ってることがあったらいつでも相談してね」

「もしサポートが欲しかったら手伝うからいつでも言ってね」

など、子供の言葉を聴く準備ができていることを子供に伝えておくだけでイイんです。

そして、いざ子供が話をしてくれた時は

一切の批判や否定をせず、子供の立場に立って

「全て話しきったよ」と言うまで全身で話を聴いてあげてください。

『お父さんは何でも話を聴いてくれる』

『お母さんになら何でも相談できる』

『もし何かあっても私には家族がいるから頑張れる』

先ずは何より、そんな関係を築くことが大切なんです。

『なんでやらないのか💢』
『効率が悪い❗』
『こんなんで本当に良くなるのか…』

なんて

慣れるまでは、イラ立つこともあると思いますが

子供は手をかけず見守る方が、長い目で見れば結果的に大きな成長に繋がります。

しかもそれで何年続くか分からない反抗期がなくなるとすれば、

それはもう何にも代え難い大きなメリットになるのではないでしょうか。