志村けんさんの訃報で思うこと《名言から学ぶ》

子育て
【追悼】志村けん 取材記者だけが知る“素顔”「努力を外に見せない、シャイで繊細な人でした」 | 文春オンライン
新型コロナウイルスによる重度の肺炎を患い入院中だった志村けんさんが、3月29日に逝去したことが分かった。70歳だった。 これまで、自身についてあまり多くを語ってこなかった志村さんだが、芸能界40周年…

志村けんさんの訃報で思うこと

衝撃的なニュースでした。

《志村けんさんが新型コロナウイルス肺炎のため亡くなられた》


基本的に芸能人の情報に興味がなく、 昔から格闘技以外のテレビをほとんど見ない。
そんな僕でも子供の頃から何度も笑わせてもらい、間違いなく人生に影響を受けた人物です。

ほとんどの日本国民が彼の影響を受けたと言っても過言ではないのではないでしょうか。

今回の訃報をニュースで見た時、現役時代にモチベーション維持のために、さまざまな偉人や有名人、スポーツ選手などの名言を書き留めていた時に書いた、志村けんさんの言葉を思い出しました。

これまでブログに芸能人のことを書こうと思ったことは、一度もありませんでしたが、 今回は思うところがあり、 僕が影響を受けた名言と共に書かせて頂きました。


いつもお読み下さりありがとうございます。

空手世界チャンピオンの新たな夢
【日本中の子供たちの未来を明るく幸せにしたい❗️】

空手家 纐纈卓真(こうけつ たくま)です。

「子育てが楽しくなる情報」「現場で活きた指導法」などなど

心理学や脳科学を勉強しながら、実体験を通して学んだ、子育て子供教育の良識を発信するために活動しております。


現役時代の僕が影響を受けた志村けんさんの言葉

「ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。例外なくね」

一言だけど、もの凄く深くて、選手として悩んでいた当時の僕の心に刺さった言葉です。


多分いま考えると、他の誰かではなく、志村けんさんの言葉だから響いた言葉だったんじゃないかなぁ~と思います。

そこで今回改めて、志村けんさんの名言を検索してみました。

たくさんある中で、現在の僕が、指導者として、親として聞いたときに

指導や子育てに通じている」と深く共感したものを少しだけご紹介させて頂きます。

空手に通ずる名言

まずは空手に通ずる名言で感じたこと

「何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとやってみな」って言われることはあり得ない。ふだんから何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ」

これは僕が影響を受けて、道場の子供たちに定期的に伝えている言葉に非常に似ています。

伝えてきたのは、サッカーのメッシ選手の名言

「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ」

僕がこの言葉で知ったのは当たり前のように使われている

「努力は報われる」なんて言葉を口にできるのは、報われるまで努力した人たちだけだ

ということ。

でも人生の中で本気で努力した経験は、たとえ結果が失敗で終わったとしても決して無駄になることはないということも、次の言葉で語られています。

なんでもそうだけど、ずっと続けているとうまくなる。うまくなると、またおもしろくなってきて、さらに一生懸命やろうという気になってくる。そうやって、一人前になっていくんだと思う。

僕はもう空手に関して100%コレです!

今の僕しか知らない方は想像できないと言ってくれますが、

実は子供の頃は鈍足で、クラブサッカーも部活のバスケも、

所属していた弱小チームでさえ、レギュラーで活躍させてもらうことはできませんでした。

高校の柔道部でも、個人では県大会にも出られず

近所にあった少林寺拳法の道場は、4歳から高校を卒業して地元を離れるまで14年間続けたけれど、これといった成績があるわけでもありません。

つまり何の実績もありませんでした。

でもどれも楽しかったし、続けたことで、鈍足で運動神経が良くなかった僕でも

「人に評価されなくても、自分なりに成長を感じられることは楽しい」

「何か一つを長年続けたことで初めて気付ける楽しさや奥深さがある」


それを知れたことは本当に大きかったです。

その経験があったからこそ、長谷川道場に入って、空手を教わり、

伸びていけることが楽しくなってハマり、いまだに「空手が楽しい!」って言える自分になれたんだと思っています。

お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない。

空手に限らず、型破りと言われて、高い評価を受けたり、大きな変革をもたらす人たちがいます。

こういう人達はみんなが思っている以上に、基本的な練習を大切にし、沢山やっています。

選手なら補強などのフィジカルトレーニングといった、いわゆる「誰でもできること」


その誰でもできることを誰もやれないくらいやった人が型を破ってくるから強いんです

そして型破りな人は多かれ少なかれ、必ず批判を浴びますが、それでもなお自分のスタイルを貫くから、新たなジャンルを創設したり、圧倒的な評価を勝ち得る。

基本や地道な練習をバカにして、型破りな人を真似る人は、見た目だけ似せた単なる型崩れや、型無しといった薄っぺらい偽物にしかならない。

そんな選手もたくさんいる。


ここからは指導や子育てにも通ずる名言です!

指導や子育てに通ずる名言

ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから。

ポケモンのキャラの名前などを大量に覚える子供に

「そんなしょうもないこと覚えてないで勉強しなさい」

「なんでこの集中力を勉強に使わないのか」

と否定してしまう方もいらっしゃいますが、

脳の研究でも、何かに熱中する経験は、地頭と言われる「考える力」を伸ばす、非常に有効な方法だと証明されています。

つまり、その熱中体験は脳を鍛え、将来の子供の能力に役に立ちます。

(ただしテレビだけでは、映像と音声を一方的に浴びているだけで「思考力が育たない」という、マイナス面が大きいので、絵本や図鑑などで調べて覚えられる形に工夫する必要があります)

みんなと同じだったら、一番楽だろう。不安もなくなる。でも、その代わり個性もないってことになる。あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。1回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。

これは以前ブログに書いた子供の個性についてと非常に似ていました。

「個性」を辞書でひくと…

「他の人と違った、その人特有の性質・性格。個人の特性」

だから個性を大切にするとは

他の子との違いをポジティブに受け入れその子の長所として伸ばしてあげること❗️

詳しくはこちらブログをご覧ください。

https://ameblo.jp/kyokushin-takuma/entry-12582825164.html
誰もが思いつきそうなことを、人より鼻の差ぐらい先を見越して、現実化すればいいんだ。「鼻の差ぐらい」がポイント。それ以上先でも、それ以下でもダメ

この言葉は本来ビジネス的に使われる言葉だと思いますが、

これは究極の指導法であり、子育てに活かせたら最強なんじゃないかと思いました!

子供たちが、もうちょっと頑張れば実現できそうな目標を想像させてあげる。

それも鼻の差くらいが一番効果的。

それ以上だと『こんなこと僕にはできない』と勇気を挫く可能性があり、

それ以下だと『そんなの簡単すぎる』と満身を生む。

どちらもモチベーションを下げる効果が高い。

もしも指導で意識的に使いこなせたら凄い技術だと思います。

志村けんさんのその他の名言

たくさんの名言がありますので、他にもいくつか響いた言葉を紹介させて頂きます。

なんの仕事にしてもそうだと思うけど、本当に嫌だったら辞めればいい。でも、辞めないってことは、自分が好きで選んだ道だということだし、やり遂げる責任も負うことになる。だから、少々嫌なことやつらいことがあっても、それは自分が我慢すればいいことじゃないかな。

「本当に嫌だったら辞めればいい」実は簡単なのに簡単じゃないのがこの言葉。
多くの方が自らの命を絶っている現状、その前に読んで欲しい言葉。

 

 

自分自身の絶対条件がクリア出来れば、その他の項目には目をつぶる。人間の欲望や要求にはきりがない。「三割満足で十分」でいけば、世の中腹の立つことも少なくなるだろうし、けっこう丸く収まると思う。
皆さんもご存知の通り、完璧主義では子育てはできません。

 

産まれて数年しか経っていない子供はとうぜん未熟。

そして僕ら大人も不完全。

未熟な子供を不完全な親が育てるのに、完璧を目指したら無理がくるに決まっています。

だから僕の目指す子育ての絶対条件として大切にしているのが、良い父親であるよりも

 

 

「妻が一緒に居たいと思う夫」
「子供が一緒に居て楽しいお父さん」

でいること。

 

 

妻が幸せであれば、妻と一緒にいる子供は幸せな環境で育つことができます。

そして妻と子供が幸せなら僕も幸せになれます。

だから完璧な子育てなんてことよりも、

 

 

先ずは妻を幸せにすることが、僕の幸せになるんです。
 
いちばん頭のオレが当たり前のことをキチンとやることで、現場にいい意味での緊張感が生まれてくる

これも指導でも家庭でも一緒ですね。
意外に多いのが、靴を揃えない親が、でかけた時だけ「靴を揃えなさい!」って言ったり、
近所ですれ違っても挨拶しない大人が「挨拶しなさい!」なんて言う。

 

 

子供は「先ずはお前がやれよ!」って心の中で思うだけ。
教育や指導は行動で示すものであって、口でするものではないし、口だけですることはできない。

 

 

古今東西、いつの時代も、自分が楽しいと思わない仕事からよい結果は生まれない
仕事を楽しくするのか、ツラくするのかは、多くの場合は本人が決められる要素が多い。

 

 

まずは仕事を楽しもうとする姿勢が大切!

 

大人が毎日、嫌そうに、ツラそうに仕事をしていたら、これから大人になる子供たちは

どうして大人になることを夢見られるんでしょうか?

『大人になりたくない…』

そう思いながら大人になり、就職していく子供たちは幸せでしょうか?

子供たちの未来のためにも


まずは僕たち大人が楽しく毎日を過ごすことが大切です!


どれも心に響くものですが、言葉はその人の状況、経験、タイミングによって価値も見え方も全く違います。

ここで紹介させて頂いた志村けんさんの名言が、皆さんの日々の小さな気付きに慣れれば幸いです。

最後になりましたが、僕たちに笑いや希望の数々を届けて下さいました、志村けんさんに心よりご冥福をお祈りいたします。

なお今回の名言は下記のリンクより引用させて頂きました。

志村けん 名言集・ 格言 ~最大級~ – 悩み相談掲示板

志村けん名言集・ 格言│~最大級~
志村 けん(しむら けん )コメディアン、お笑いタレント、司会者。ザ・ドリフターズのメンバー。旧芸名…

志村けんの名言・格言30選|心に響く言葉

志村けんの名言30選|心に響く言葉 | LIVE THE WAY
志村けんのプロフィール 志村けん(しむら けん)・1950年2月20日生まれ、東京都東村山市出身。・コメディアン、お笑いタレント、司会者。・ザ・ドリフターズのメンバー。・新型コロナウイルスに感染、肺炎を発症。・2020年3月29日夜、東京都

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コメント

  1. 今井民俊 より:

    志村さんには合っておりませんが、、、加 藤さんにはゴルフで三重県であっております、、、

    • 纐纈 卓真 より:

      バラエティー番組でバカみたいな事をしている様に見えて、
      お笑いの方たちって人を笑わせるって超高難易度の技術を毎日のようにされてて、本当に頭がいいなぁ~と思います。

      お二人とも多くの日本人に影響を与えた昭和の偉人でしたね。

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